主♂：	………ってイヤ、俺達の理由に関しては、ほぼ公開されてるだろ。
主♀：	そーだよね…。 えーっと、改めて説明すると… 高校卒業後に就職した食品工場をクビになって、 親に「せめてアルバイトくらいしなさい」って怒られて、 で、求人誌で見つけたこの喫茶店に電話して、 見事採用！ キッカケって言ったらこんな感じかな？
主♂：	まぁ俺としてはニートだって何だって良いから、 もう少しのんびりしてたかったんだけどな…
主♀：	私も。
主♂：	…ん、でもまぁ。 バイトし始めてみると案外面白いっつーか、飽きないっつーか… 結構すぐ馴染めたしなァ。
主♀：	うん、だね。 ある意味のんびりマイペースで仕事してる感じだし、悪くないかなぁ。

ええと…そうだなぁ……… この喫茶店を始めようと思ったキッカケを話せば良いのかな？ 高校を卒業した後に地元のケーキ屋さんで働いていたんだけど…ある時にね、思ったんだ。 有名でなくても、小さくても良いから、自分のお店を持ちたいって。 そのケーキ屋さんの店長も応援してくれて、色々教わったり手伝ってもらったりして…あの時の店長と会っていなかったら、自分のお店なんて持ってなかったと思うよ。

そうねぇ… 前はモデルとして活動してたんだけど、何だか…自分には合わないなぁって感じてたのよ。 そんな時に丁度渡瀬君から連絡があったの。 それでね、これって丁度良い機会なんじゃないかしらって思って……それで思い切ってモデルを辞めてココへ来たの。 今思うとタイミング良すぎよねぇ……狙ったんじゃないかってくらい。 …………うぅん……渡瀬くんに限ってそれはないわね。（笑）

……生活費と、学費。 仕送りはあるけど頼ってばかりもいられないと思った。 それで、知人（八潮）の紹介でここに……。

そらアンタ、夢追っかける為には先立つモンが必要やっちゅー話やん。 寮に入ってるから、食費やら光熱費やらは問題ないねんけどな。 まぁその他の消耗品やら何やらで金がかかるわけよ。 一番はやっぱ画材揃えんのになー……カラーインクはのうなるわ、トーンは次々消えてくわで、すーぐまた買い足さんと……。 ま、そーゆーワケでな。 ガッコ行きながら出来るバイト探しよって、ココに辿り着いたっちゅー感じやね。

オレ、いつまでもガキに見られがちだからさ。 （断じて見た目で判断されてるワケじゃねぇよ！？） 一人前に働けるんだぜ、自立してるんだぜーって事、証明したいワケよ。 そんで金貯めて、１人暮らししたいんだよねー。 ……え、就職すれば良かったのに　　　って？ ……い、いいじゃん別に、んなことはさ。 ……………………。 …………うー……そのうち教えてやるから、今は勘弁……。

あ、えぇと……うちは母子家庭なものですから、「自分で使う分くらいは自分で稼がなくちゃ」って思って……それで高校に入ってすぐ色々受けてみたんですけど、高校生で受けられるバイトって中々ないんですよね。 その上ずっと落ちっぱなしで少し参ってたんですけど、ここで採用して貰える事になって……すごく嬉しかったのを覚えてます。 最初は自分の分だけでもって思ってたんですけど、時給上げてもらっちゃったりしてお給料も増えて……少し、ですけど、家にお金入れられるようになったし、これからも頑張って家計を支えていけたらなぁって思ってます！

んー……大学行く気なくて、就職もする気なかったから？ 大学はねー、もう勉強はいいかなーって。 何かすごく先生が色々薦めてくれたんだけど、受けるの止めといた。 就職もあんまりやりたいこと決まってなかったから……フリーターで色々やってみてから決めよっかなーと思ってそのまま高校卒業してココ受けたんだー。 他にも２つ別のバイト掛け持ちしてるんだけど、ここが１番楽しいかな。 お菓子食べれるしねー♪♪♪

え……ぁ、え？ ぼ、僕も答えるんですか！？（驚愕） はぁ……通い始めたキッカケ……ですか。 えーと、僕は今学校が用意してくれてる部屋で生活してるんですけど、それだと本当にいつでもどこでも生徒や他の先生と一緒って言う感じで……。 息抜き、したかったんでしょうかね、きっと。 何て言うか、僕の事を誰も知らない世界に行きたかったと言うか……胃が痛まない空間に居たかったと言うか……。（遠い目）